CATEGORY

講談社

  • 2021年7月15日

青い春を数えて(文庫版)

“青春”の表も裏もすべて抱えて、少女は大人になっていく。 放送部の知咲は、本番の舞台にトラウマがある。だが、エースの有紗の様子が変で――(白線と一歩)。 怒られることが怖い優等生の細谷と、滅多に学校に来ない噂の不良少女・清水。正反対の二人の逃避行の結末は(漠然と五体)。 少女と大人の狭間で揺れ動く5人の高校生。瑞々しくも切実な感情を切り取った連作短編集。 『青い春を数えて』(講談社文庫)

  • 2020年8月26日

愛されなくても別に

第42回吉川英治文学新人賞受賞作!! 時間も金も、家族も友人も贅沢品だ。 共感度120%で大反響、続々重版! 「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者が、息詰まる「現代」に風穴を開ける会心作! 遊ぶ時間? そんなのない。遊ぶ金? そんなの、もっとない。学費のため、家に月8万を入れるため、日夜バイトに明け暮れる大学生・宮田陽彩。浪費家の母を抱え、友達もおらず、ただひたすら精神をすり減らす――そんな宮田 […]

  • 2016年4月22日

白線と一歩

「白線と一歩」 *『小説現代 2016年5月号』(講談社)に掲載。